風俗営業法3号営業とは

風俗営業法3号営業は、区画席飲食店と呼ばれ、ほかの客室から別の客室を見ることが難しい内部構造で飲食を提供する施設が対象となります。
接待行為（談笑・お酌・ダンス・歌・ゲーム・手を握るなどの接触行為等）はできません。
具体的には、ネットカフェや個室居酒屋などが該当します。

風営法3号営業の概要

3号営業※旧6号営業

• 「区画席飲食店」とよばれる
• 喫茶店、バーその他設備を設けて客に飲食させる営業
• 他から見通すことが困難であり、かつその広さが5㎡以下である客席を設けて営むもの

風営法3号偉業の具体例

ネットカフェ・個室居酒屋　等

風営法3号営業の構造的要件について

風営法許可を所得するためには、各営業ごとに規定された構造的要件を満たす必要があります。
ここでは風営法3号営業の構造的要件を解説します。

風営法3号営業の構造的要件一覧

• 客室の床面積は、1室が5㎡以内であること。
• 客室の内部が外部から容易に見通すことが出来ないものであること。
• 善良の風俗等を害するおそれのある写真、広告物、装飾等の設備を設けないこと。
• 客室の出入口(営業所外に直接通じるものを除く)に施錠の設備を設けないこと。
• 営業所内の照度が10ルクス以下とならないように維持されるため必要な構造又は設備を有すること。照度を調節するもの、特に10ルクス以下に照度を調節できるスイッチ「スライダックス」は設置できません。

＞「スライダックス」に関する詳しい説明はこちら

• 騒音又は振動の数値が、条例で定める数値に満たないように維持されるため必要な構造又は設備を有すること。
• ダンスの用に供するための構造又は設備を有しないこと。

風営法3号営業についてのまとめ

風営法3号営業とは「区画が区切られている飲食店」のことを指します。
ネットカフェや個室居酒屋等はこちらに該当します。
申請にかかる料金やよくある質問は風営法3号営業許可申請のページからご確認ください。